お練り祭りのちょっと悲しいお話

いよいよ今週末飯田お練り祭りが行われます

 

今回はちょっと趣向を変えたお話を一つ。

1715年（正徳5年）にひつじ満水と呼ばれる大水害がありました　　　　　　　　　　　　　　　　その時のお話です。                                                                            　　　　　　　　この時、飯田下伊那地方では河川の氾濫、土石流災害が多数起こり　　　　　　　　　　　　　　　　　　　33名の死者が出たともいわれています。

お練り祭りの紹介に出てくるひつじ満水の記述です　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　途中五十余年の休止の時期もあったが、正徳五年のひつじ満水の折、住民が大宮神社の神明様に加護を祈願したところ、幸に飯田の町は泥の海となる難をまぬがれた。領民はその神徳をたたえ、翌正徳六年の申年に中断していた祭りを再興し盛大に奉納するようになったと言われる。

飯田市上郷城東に夜泣き石があります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひつじ満水の時、幼児が川から押し流された大石の下敷きになってしまいました　　　　　　　　　　　（私が子供のころ聞いた話では、若いお母さんも一緒に下敷きになりました）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それ以後この石（岩）のそばを通ると幼児の泣き声が聞こえるようになりました　　　　　　　　　　　不憫に思った人々が岩の上にお地蔵さまを立てるとピタッと泣き声がやんだそうです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以後この岩は「夜泣き石」と呼ばれ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　約300年たった今も当時のままの姿を残しています　

　　石の上のお地蔵さま　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　車と比べるとその大きさが解る…かな？

結構交通量のある道路の横にあるのですが、此処だけは岩を壊して開発をする事がありません。　　　　「祟りがある」と言う訳ではないのでしょうが、今も地元の人に大切にされています。　　　　　　　　　　　　　　　（子供の頃、初めて夜泣き石の話を聞いた時は怖くて、夜この石のそばを通るのが嫌でした）　　　　　　　　　　　　　　お祭りの陰に隠れた、ちょっと悲しいお話でした

今回参考にさせていただいたのは　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長野県公式ホームページより「夜泣き石」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　南信州お練り祭り公式ホームページより「お練り祭りとは」

 

今日はみそ君です　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みそ君はゴロにゃんと違ってこんな事をされてもなすがままです　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みそ君はゴールデンアイになります

コメント 6

悲しきお話ですねー。
丁重に供養してあげんとね～。
by たいへー (2010-03-24 07:36) 

みんなに大切されているんですね。
いい供養。
by green_blue_sky (2010-03-24 07:55) 

みそ君！かわいいですね(^^)
by いとお (2010-03-24 10:16) 

夜泣き石伝説知りませんでした。
いよいよお練りが始まりますネ！さぞや凄い賑わいでしょうね。(*^-^)
みそちゃんはお味噌の色に似ているから？(=^･^=)
by マリエ (2010-03-24 13:06) 

飯田お練り祭り見に行きたいです。

by 飛騨の忍者　ぼぼ影 (2010-03-26 10:55) 

おはようございます
おじゃまします

いろいろな地方に
いろいろな話があるんですね
感心する話
悲しい話

ネコちゃん可愛いですね
またおじゃまします


by kokoro-love (2010-05-15 09:47)